アームサポート『MOMO』

MOMO画像

MOMOって?

MOMOは、ALSや筋ジストロフィー等の神経疾患/筋疾患や
頸椎損傷や上肢疾患などの身体障害で上肢運動が困難な方向けのアームサポートです。
食事、パソコン操作、スマホ操作、楽器演奏、描画等、肩や肘の筋肉
を使う生活動作をサポートすることにより、生活の幅を広げてくれます。
レストと呼ばれる部分に腕を乗せるだけで、なめらかな垂直動作/水平動作を可能にします。

MOMOとMOMOプライム

MOMOに、通常のMOMOとMOMOプライムの2種があります。
それぞれ疾患や症状により使いやすく設計されています。

主に、MOMOはALSや筋ジストロフィー等の進行性の神経難病、
MOMOプライムは頸髄損傷の方が対象となります。

MOMOとMOMOプライム

MOMOの各部品

MOMOは、本体/アームレスト/ブラケット/スプリング/水平リンクで構成されます。

本体はMOMO/MOMOプライム、
ブラケット(固定具)はテーブル用/車いす用/自立スタンド、
アームレスト(腕を置く部分)はタイプA(初期)タイプB(自力格納可)
タイプC(お子様用)※各タイプ右/左用有
スプリングはMOMOが弱/中/強、プライムが弱/強、
水平リンクは可動域を延伸したり、高さの調整ができる部品です。

これらの部品を組み合わせ、使う方に合わせたご自身のMOMOを構成します。

MOMOパーツ画像

バネ(スプリング)の調整

MOMOの垂直動作のしやすさは、使う方に合わせる必要があります。
肩や肘を保つ力が強い方はバネを弱くし、反対に自身の力では
保つことが困難な方は、バネを強くする必要があります。

バネの力を調整するにはスプリングを交換するか、
本体下部のツマミを回して調整します。

MOMOの組立

MOMOの組立は、どなたでも簡単に行えるよう設計されています。

公費取得の際のポイント

MOMOを補装具で申請する際は、お試しの際にご自身にとって
どの部品の組み合わせが最も使いやすいかを選定する必要があります。

また、申請時には片腕毎に、各部品を1つずつ選択します。
(例)右腕だけ申請する場合
本体:MOMO
ブラケット:車いす用
レスト:タイプB
スプリング:中
水平リンク:1つ
(例)両腕で申請する場合
本体:右MOMOプライム 左MOMO
ブラケット:右テーブル用 左テーブル用
レスト:右タイプA 左タイプA
スプリング:右弱 左強
水平リンク:右左1つずつ

このように、各パーツを1つずつ選んで申請をします。

使用例動画

まとめ

MOMOは、上肢動作が困難な方の生活動作を
サポートしてくれるアームサポートです。

組立や使い方が分かりやすく、
どなたでも使用できるよう設計されています。

補装具での公費取得が対象となる場合がありますので、
どうぞお気軽にお問い合わせください!